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プレスリリース・環境衛生インフォメーション

黄色ブドウ球菌による食中毒

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皆様こんにちは。5月に入り更に暖かさが増して、日中はコートが要らないくらいになりましたね。GWに入り、外出先で食事をする事も多くなるかと思います。

今回は、黄色ブドウ球菌による食中毒について紹介したいと思います。

前回、サルモネラ菌などが原因の、感染型食中毒の話を挙げましたが、今回紹介する黄色ブドウ球菌は、毒素型食中毒です。

黄色ブドウ球菌による食中毒の特徴としては、食品中で増殖した際に、黄色ブドウ球菌がエンテロトキシン毒素を産生するために起きるものです。

では黄色ブドウ球菌はどこからやってくるのでしょうか?

黄色ブドウ球菌は人の体の皮膚表面、毛孔に存在しています。特に鼻腔内に存在する常在細菌であり、約30%~100%の人が保有していると言われています。
人の皮膚に常在するブドウ球菌の中では毒性が高いです。

他のブドウ球菌は健常者に対して病気を起こしません。ただし、ブドウ球菌は日和見菌(善玉菌と悪玉菌で数の多いほうの助けをしてしまう菌のこと。
通常は善玉菌の働きを助けます)なので、まれに感染症を引き起こすことがあります。

そんなブドウ球菌に対し、黄色ブドウ球菌は健常者に対しても病気を起こしてしまう可能性があります。
健常者では通常の生育場所である皮膚表面や鼻腔などでの増殖自体が発病につながることは少なく、傷口などから体内に侵入した場合に発病することが多いです。

感染力は強い部類に属していますが、菌が少なければ通常その毒性は弱くなります。
この毒素は耐熱性で、食品を加熱することによってブドウ球菌そのものが死滅しても、毒素はそのまま残ってしまいます。

100℃程の加熱でも分解されないため、食品を10℃以下で保存するなどの菌の増殖防止が重要なポイントです。

毒素が残ってしまった食品を食べた場合に、激しい吐き気・嘔吐・下痢・腹痛、まれに発熱などの症状を伴う食中毒を引き起こします。
例えるのであれば、毒キノコを食べている感覚に近いです。

黄色ブドウ球菌による食中毒は潜伏期が短く、汚染された食品を食べたあと2~3時間(エンテロトキシン濃度が高ければ数十分程度)で発症します。

症状が激しい場合には、ショック症状に陥る場合もあるため、健康に異常を感じた場合は医療機関に受診するのが望ましいです。
また、黄色ブドウ球菌による食中毒は、症状が嘔吐に集中するのが特徴でもあります。

黄色ブドウ球菌による食中毒は、菌自体が体内に入る感染症ではないため、抗菌薬の投与は不要です。
輸液により水分・糖・電解質を補充して症状がおさまるのを待ち、1~2日で回復します。

原因食品は、おにぎり・弁当・サンドイッチ・ケーキなどの手作り食品が多く、ほとんどの場合、調理する人の手によって菌が食品を汚染します。
なので、手荒れや傷(特に化膿しているもの)のある人は、食品や調理器具に直接触れないよう心がけましょう。

そして一番大切なのが、二次汚染の防止です。特に手洗い・手指消毒の励行をしましょう。

飲食店が一度食中毒問題を起してしまいますと、二度と営業が出来なくなってしまうというケースも多いです。
お客様に安心して美味しく食べていただけるよう、日々衛生意識を高めていきましょう。

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