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プレスリリース・環境衛生インフォメーション

国際ホテル旅館 第293号に林先生の記事が掲載されました!

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意外と知られていない「虱」生態と被害状況

【正しい知識を身に付けよう】
生活の場で虫が話題になるのは、「虫に刺された」「咬まれた」、あるいは「なんとなく痒いが虫ではないか」など、人が皮膚に何らかの以上を感じた場合である。

その感じ方はまちまちであるが、虫にやられたというだけで、話題性には事欠かない。最近、知人の紹介で、施設の関係者から虫を調べてほしいという相談があった。

これは、この「虫」はトコジラミかどうかを鑑定してほしいというものであった。この類の虫相談は、概して回答が難しい。何か訳ありの様子であった。

問題の検体は、後生大事にセロテープでしっかりと貼り付けられた一匹の虫。結果は一目で「ケジラミ」であることが分かり、お尋ねの「トコジラミ」ではないとお答えした。

しかし相談者はそれだけでは得心がつかず、「ケジラミ」と「トコジラミ」のどこが違うのか教えてほしいという。これは虫相談に見られる共通のパターンである。

虫相談の厄介なのは、虫そのものは「ただの虫」であっても、その発生場所や取り扱い方によっては、簡単には終わらず問題の種子を残す場合があることだ。

それを避けるためには、その虫に関するある程度の正しい知識を持つ必要がある。

今回の施設関係者の相談は、次のことを教えてくれた。その一つは、人の生活と関係の深い「シラミ」という虫が、意外に一般の人に知られていないこと。それに今、集団生活の場で、何か虫事情に異変が起こりつつある予兆のあることだ。

【夏夜いまだ虱を取り尽くさず】
では、「シラミ」という虫はどのような虫なのか、簡単に紹介したい。

この小昆虫は、虫の仲間では「虱(シラミ)目」というグループに属するもので、動物の血を餌として生活をしている。

人と関係の深い「シラミ」は「アタマジラミ」「コロモジラミ」それと「トコジラミ」である。

このシラミは、古来人と密着して生活しており、文字や記録に繁く登場する。旅に明け暮れた俳聖、松尾芭蕉が「夏衣、いまだ虱を取り尽くさず」という句を残すほど、困り果てた虫である。

先に「アタマジラミ」と「コロモジラミ」と訳したが、虫の分類という学問からいうと、「ヒトジラミ」として扱っている。ゆえに「アタマジラミ」は「ヒトジラミ」の変種とするのが正しいようだ。

しかし生活様式は、「コロモジラミ」は体長が2.3~3.3ミリで、人の下着に付着し、肌から1回に2ミリ程度吸血する。「アタマジラミ」は頭髪の中に 住み、頭から吸血する。「ケジラミ」は「ケジラミ科」に属し、寄生部位が「陰毛」で前者と住む場所を異にする。この感染は人から人への直接感染なのであ る。(次号に続く)

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