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プレスリリース・環境衛生インフォメーション

国際ホテル旅館 第295号に林先生の記事が掲載されました!

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人荷の往来と関わり深い「観光産業害虫」

【原産国はインド東部?カメムシのように異臭を放つ】
関心のある人は、このトコジラミの来歴の話で、この虫が人の社会生活と深くかかわるのを察知し、その対策には腰を据えてかかる必要のあることを理解されたと考える。
またこの虫は人荷の往来との関わりの深さから世界的視野で眺めると「観光産業害虫」と位置付けられるものかもしれない。
では、どのように管理すべきか考えるに当たり、まず、どんな虫なのか、その素性を明確にしておきたい。
トコジラミ(床虱)の虫の世界での位置づけは、半翅目(ハンシモク)というグループに属するむしなのである。この虫なのである。この虫群は成虫に刺激を与えるとひどい悪臭を放つことで知られているカメムシあるいはヘクサムシと呼ばれている悪虫と同じ仲間である。
トコジラミは、このように一般でいう「シラミ類」のアタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミなどの属する「シラミ(虱)目」の仲間ではないのだ。
この違いは、吸血儀式のわずかな違いや臭線の有無などで、若干の違いがあっても全体的には遠い親戚というところである。
しかし、ナンキンムシという呼称だとなんとなく「シラミ類」とは違う「ムシ」かと思うから不思議である。また、トコジラミは他のシラミと違い、確かに悪臭がする。

【成虫の体長は8ミリ程度。人肌を刺して血を吸う】
では、「トコジラミ」とはどんなムシなのか、その特徴について整理すると、次のとおりである。
今日、問題のトコジラミは、虫としては半翅目のトコジラミ科に属する吸血性の虫である。また、この虫は、世界に分布するが、我が国への渡来の経緯は前述のとおりだ。
なおこの虫の原産国はインド東部と推定されている。その範囲の拡大は、人荷の離合集散の頻度によるものである。
トコジラミの携帯的な特徴は、体系は小さな円盤状であってきわめて扁平である。その成虫の体長は、5から8ミリ程度である。
頭部は小さいが、口器は蚊螫吸収式といい、人肌を刺して血を吸いやすいキチン質の管状である。この口器を口吻というが、通常は体の腹面にあって、吸血するときにこれを斜め前方に突き出して刺す。
トコジラミの体内構造の特徴は、血を吸った後の処理の仕方が、他の吸血昆虫と違うことだ。
トコジラミの体内構造は、血液を消化する場所の消食系は他の吸血虫と違い、咽喉盲裏(インコウモウノウ)と称する血液の一時置場がないことだ。
トコジラミの消食系は、中腸が消化作用と貯蔵作用を行うのだ。従って血液は常に吸い続け、消化と吸収が連続し続けられる。これが痒みや「ハレ」の強い原因である。
トコジラミの吸血は、貯めて消化するという機能がないため、非常に長い間、血を吸うので途中で口吻を刺しかえる。これがトコジラミの「刺し口」は2つあ るという通説の論拠になった。また、吸血した後に直腸から大量の黒色液体を出す。これがトコジラミ・サインなのである。

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